トイレのチョロチョロ水漏れの修理方法
安く簡単にDIY!
安く簡単にDIY!
使ってもいないのにトイレの便器内にチョロチョロと水漏れしていたら要注意です。
大した量ではないから・・と放って置くと水道代が倍以上になることも。。。
早速修理しちゃいましょう!
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目 次
チョロチョロ水漏れの症状と原因
チョロチョロ水漏れの症状
以前から1Fトイレの便器内に、使ってもいないのに水面が波打つようになりました。水漏れです。しばらく放って置きましたが、休みなく出続けていると水道料金もバカにならず、普段より数千円多い請求が来てビックリ!!
こりゃあ、いかん!とばかり、慌てて修理をすることにしました。(^^;;
止水栓で水の供給を止める
作業に取り掛かる前に、ロータンク(写真右)に水を供給するパイプに取り付けてある止水栓(写真中央下)を左に回して水道水を止めます。写真は蛇口と同じハンドル付きの止水栓ですが、ドライバーやコインなどを使って回すハンドルなしのタイプもあります。
ロータンク内の構造
ボールタップ部:支持棒の先端の浮き玉が水面の高さに連動して上下に動き弁を開閉しロータンクへの水の供給をコントロール(写真左上)
フロート弁:洗浄ハンドルを回すとゴムフロートが持ち上がり排水口を開けてロータンク内の水を便器内に排水する弁(写真中央)
フロート弁:洗浄ハンドルを回すとゴムフロートが持ち上がり排水口を開けてロータンク内の水を便器内に排水する弁(写真中央)
チョロチョロ水漏れの原因
ボールタップ部及びフロート弁に使用しているゴム部品の劣化がほとんどです。
ゴムフロートを交換する
ゴムフロートの購入
まずは簡単な方のゴムフロートの交換です。写真のような形ですが、大きさや形状に違いがありますので購入前に便器メーカーや現物を確認しておく必要があります。ホームセンターなどでも売られていますが種類が限られているので、見当たらなければ まいどDIY で探してみて下さい。
古いゴムフロートを取り出す
まず、洗浄ハンドルを回してロータンク内の水を排出します。次に洗浄ハンドルにつながっているくさりを上に持ち上げてゴムフロートを外します。ゴムが劣化していて手を汚しますのでゴム手袋着用をお勧めします。写真は取り外したゴムフロートで、かなりボロボロになっていました。(@_@;)
新しいゴムフロートを取り付ける
新しいゴムフロートを排水口に差し込み、くさりを洗浄ハンドルに付けます。くさりはピンと張らずくさりの玉が2〜3個弛む程度に調整します。止水栓を開けロータンク内に水を溜めて一度流してから水漏れの確認をします。まだ漏れているようなら次のボールタップゴムパッキンを交換します。
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ボールタップのゴムパッキンを交換する
ゴムパッキンの購入
ボールタップに使われていたゴムパッキンは丸板に穴が開いてあるタイプで、どこのホームセンターにもありませんでした。そこで、丸板ゴムをまいどDIYから購入し同じ大きさに切り出し穴を開けることにしました。
ゴムパッキンは購入前に必ず現物を確認して下さい。
ボールタップを取り外す
止水栓で水道水を止めボールタップをロータンクから取り外します。この時、水が出て来ますので床に雑巾を敷いておいた方がいいでしょう。
水道管から接続されている外側のネジを緩めて、ボールタップをロータンクから外します。
古いゴムパッキンを取り出す
浮き玉につながる支持棒(シャフト)のテコの部分(写真右)のネジを外して中のゴムパッキン(写真左)を取り出します。このゴムも劣化して固くなっており弁が完全に閉じない状態です。また、ゴムフロート同様、触ると手が真っ黒に汚れてしまいますのでゴム手袋着用をお勧めします。
新しいゴムパッキンを加工する
写真左が取り出したゴムパッキンです。ゴムが固くなって動きが悪くなっていたようです。写真右が購入した丸板ゴムから同じサイズにハサミで切り出したものです。外径はあまり気にしなくても大丈夫です。また、穴の大きさも大体で問題なしで位置だけ合わせるようにします。
加工したゴムパッキンを取り付ける
出来上がったゴムパッキンをボールタップに取り付けます。穴の位置を合わせて押し込めばOKです。蓋をしてネジ止めすれば終了です。ボールタップをもとの場所に戻し、止水栓のハンドルを少しづつ開けてロータンクに給水します。回りに飛び散らない適度の水量でハンドルを固定します。
水漏れがないことを確認する
水漏れ確認
水が溜まって来て浮き玉が上がり完全に止水したらOKです。洗浄ハンドルを回して一旦ロータンクから水を排出し再び水が溜まるのを待ちます。今までより時間がかかるようでしたら、止水栓を少し開き調整します。給水が止まったら便器の中の水面をよく観察し、波立っていなければ終了です。
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