安く簡単にDIY!
DIYで出来るパーゴラ(藤棚)の作り方の一例を紹介しています。出来るだけ簡単に安くをコンセプトにしたパーゴラ(藤棚)作りですので参考にしてみて下さい。
【関連記事】材料を揃えたり加工したりする手間を省きたい・・と思う方は「パーゴラ組立キット厳選4アイテムの紹介」をご覧下さい
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傾いたパーゴラと資材調達及び使用した道具
作り直し前の傾き出したパーゴラ

10年程前にフジ棚として製作したパーゴラが段々傾いて来ました。当時はあまり知識がなくSPF2X4材でいい加減に組んだのに加え、木材の傷み進んだのが原因です。
パーゴラの上は剪定を済ませたフジの枝だけなので、今の内に基礎をやり直して90cmの4X4材の支柱に作り直すことにしました。
パーゴラのイメージ図の作成

まずは、iPodを使ってイメージ図を書いてみます。基本的に現行を踏襲したデザインです。
支柱と側面桁を4X4材、前桁と垂木を2X4材としました。前桁と垂木との組み合わせ部は、前桁を切り欠いて垂木を差し込む構造です。見た目の良さと安定感を狙っています。
また、雨水などによる腐食を防ぐための羽根板付き沓石(くついし)はそのまま使うことにしました。
資材の調達

4X4(1,830mm):5本
2X4(1,830mm):2本
2X4(1,200mm):6本

90/70/38mm適宜
◆木部防虫・防腐塗料
水性ステイン0.7L:1缶
使用した道具

・サシガネ
・水平器
・ゴムハンマー
・シャベル

・レベル出し用棒
・スコップ

・ドライバードリル
・丸ノコ

・ノミ
・カナヅチ
・丸ノコガイド定規
基礎のやり直し
既存のパーゴラの支柱を外す

剪定したとは言え、既存のフジ棚がフジの枝を支えていますのでこの段階で取り除く訳には行きません。
仕方ないので、羽子板付き沓石(基礎石)から既存のフジ棚の支柱を外し、少しずらしてそのまま立てて置きます。これが後々の作業の邪魔になり滅茶苦茶大変でした。(汗)
道具:ドライバードリル
基準となる羽子板付き沓石を位置決めする(基礎のやり直し)

まずは、全体の基準となる右手前の沓石を設置します。
土を掘り返しガラ(小ジャリ)を5cmくらい入れて突き固め、水平器で水平を確認しながら沓石の位置を決めます。
道具:スコップ・シャベル・バケツ・水平器
水平を取りながら他の沓石の位置を決める(基礎のやり直し)

本来ならば水糸を張って基準線を取りますが、植木の障害物があり断念しました。
そこで、反りのない真っ直ぐな棒を反対側の沓石に渡し、中央に水平器を置いて水平を見ながら反対側の沓石の位置を決めて行きます。
距離と水平と向きを一度に調整する必要があり、何度も沓石を微調整しながら慎重に進めます。
この辺、いかにも素人っぽいですね。(;^_^A
道具:水平器・棒
対角線上の水平も確認する(基礎のやり直し)

同様に4箇所位置決めしたところで、対角線上の水平も見ておきます。ここがズレていると、基準の沓石に対して両脇の沓石が少しづつズレていると言うことになります。
道具:水平器・棒
これで基礎のやり直しは終了

これで沓石の位置決めは終了しました。4箇所同じ高さに埋め込まれたはずです。まぁ、多少ズレたとしても木材を組んだとき上の方で大きくズレなければ問題なしです。
プロじゃないんで、その辺は目を瞑って・・ですよね。(^^;
各パーツの加工と塗装
前桁と垂木の寸法を合わせる

前桁用の2X4材は1,830mm、垂木用の2X4材は1,200mmのはずですが、長さがだいぶバラバラなので一番短いものに切り揃えました。この辺は臨機応変に。。
支柱用の4X4材は定尺で5本とも揃っていましたので、そのまま使います。また、側面桁用の4X4材1本を2等分しておきます。
道具:丸ノコ・丸ノコガイド定規・サシガネ
前桁と垂木の先端の加工をする

前桁と垂木の両端を斜めに切り落とします。そのままじゃ味気ないし、こうしただけで見た目が格段によくなります。
オリジナリティの見せ所ですが、面倒臭いのでオーソドックスな形状にしました。(^^;;
道具:丸ノコ・丸ノコガイド定規・サシガネ
前桁の切り欠き加工をする

前桁と垂木の組み合わせ部は、前桁の方だけ切り欠き加工して垂木を落とし込むようにします。切り欠き部分は丸ノコで細かく切り目を入れ、ノミで欠き取って形を整えます。
今回一番の木工作業らしい工程です(^^;;
道具:丸ノコ・丸ノコガイド定規・サシガネ・ノミ・カナヅチ
切り欠き加工終了

切り欠き加工終了です。垂木は6本なので切り欠きは12箇所になり結構大変でした。これが終わってヤレヤレです。
前桁と垂木を仮組みして確認する

前桁と垂木を組み合わせて仮組みをします。不要な工程ですが、念には念を入れて確認しました。
もしここで狂いが生じていれば微調整します。木材の加工はこれで終了です。
本来なら垂木の方も切り欠き加工をして組み合わせれば強度的にもがっちりするのでしょうが、今回は時間優先で手抜きしました。(;^_^A
水性ステインを塗布する

元々ウェスタンレッドシダーは腐食や害虫に強いですが、たまたま家にあった水性ステインを1回だけ塗りました。ちゃんとやるならオイルステインをオススメします。
ハケで塗料を塗ったら乾かない内にウエス(ボロ布)で擦り付けるように拭き取り、塗料をよく染み込ませムラをなくします。特に切り口には十分染み込ませます。
乾燥は丸1日くらい置けば十分です。
パーゴラを組み立てる
支柱と側面桁を組立てる

ここからは二人の作業になります。
まず、水平器を使って支柱が沓石の上で垂直に立つよう調整し、一人がそれを支えます。垂直が取れたら支柱を羽子板付き沓石の羽子板に、38mmのコーススレッドで固定します。残り3本も同様に行います。
次に、支柱に側面桁を載せ90mmのコーススレッドで固定します。写真の状態になります。
道具:ドライバードリル・水平器・脚立
前桁と垂木を組立てる

前桁2本を側面桁の上に載せ、70mmのコーススレッドを使って側面桁に固定します。次に、垂木6本を前桁に載せ外側から固定して行きます。
組立てはこれで一応完成となります。後日支柱と側面桁の角部分に方杖を取り付けて補強する予定です。
フジの枝があるので既存のフジ棚を前もって取り除く訳に行かず、新旧を入れ替える形で行ったのが結構大変でした。
道具:ドライバードリル・脚立
ネジ止めはこんな感じで

各接合部のネジ止めは数ヶ所斜め打ちにします。両側から止めればかなりの強度が得られます。
藤の枝を固定して完成で〜す

フジの枝を垂木に数箇所固定して終了となります。
すでに花芽が大きく膨らんでいますので、4月下旬には紫の花が咲き出すはずです。
材料費が2万円台であとは体力のみ、垂木一ヶ月足らずでまあまあのものが出来ました。垂木満足感もひとしおです。
皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ラティスでパーゴラをよりおしゃれに
ラティスを付けて見栄えを良くしました

その後、フジ棚の下に白のクレマチスを植えて
ツルを這わせそうとラティスを付けました。
垂木棚の強度アップや目隠しにも一役買っています。(^^)v
ちなみに、ラティスはゆにでのこづちから購入しました。
重量感がありしっかりした作りでオススメです。

