充電式シェーバーは使用頻度にも寄りますが、一般的には2〜3年で内蔵の充電池(バッテリー)が寿命となります。本体はまだまだしっかりしているのに買い替えるにはもったいない・・と言う訳で、パナソニック製ES6013Pの充電池を交換してみました。
パナソニック製シェーバーES6013Pは10年ほど前の製品です。充電出来なくなりしばらく放っておいたのですが、現役で使っているヤツが充電切れの際に予備として使えないか?と充電池の交換にトライしてみました。
カバーを外すに当たって、まず最初に表から確認出来るネジを外します。この機種は一番下の充電ポート付近(赤い矢印)にありました。
次に胴体の青いプラスチックを外します。プラスチックの爪がハマっているだけなので、先が小さ目のマイナスドライバーの先を青いプラスチックの下に入れて少し持ち上げると簡単に外れます。
前面にはネジが2箇所ありました。
ちなみに、刃がむき出しなのは掃除をした後だからで、カバーの取り外しとは関係ありません。
裏面にはネジが4箇所ありました。
さあ、これで本体が開くかな・・と思いきや、なかなか開きません。え?なんで(?_?)
少し諦めかけた時ひょっとして・・と思い立ち、キワゾリ刃のハンドル部分の下にマイナスドライバーを入れて持ち上げてみたら、ビンゴ!!
キワゾリ刃のハンドル部分が外れて、こんなところにネジが2箇所隠れていました。これじゃ、絶対開かない訳だよね。(汗)
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本体が開いてお目当ての充電池が出て来ました。
まっ、当然と言えば当然ですが、モーターと充電池と充電中を知らせるLED基板のみの非常にシンプルな構成です。
早速、どんな充電池なのか外して確認します。
なかなか手では取りづらいので、マイナスドライバーを使った方がいいかも。
充電池を外した状態です。
使用されていたニカド充電池です。+電極の方に長いピン、−電極の方に短いピンが付いた特殊な形状をしています。
こんな電池売ってるのかな??
全パーツです。ネジは長さの違う2種類があったので、外した順に並べています。
充電池はでん吉にありました。2本だけだとメール便が使えるので送料が安く済みます。鹿児島の会社ですが発注して3日目に着きました。(驚)
あとは、外したのと逆に組んでいけば終了です。充電して普通に使えるようになりました。
シェーバーのメーカーが違っても基本的には同じような構造かと思います。充電池がダメになって動かなくなった時には、捨てる前に電池交換を考えてみては如何?
もっとも、内蔵の充電池が市販されていればの話ですが。。。(笑汗)
■ ニカド電池
+極にオキシ水酸化ニッケル、−極にカドニウムを使用した電池です。耐久性があり大電流で使用出来るのが特徴です。
自己放電が多いので頻繁に充電するような用途に向いています。
しかし、環境問題もあり現在はあまり使われなくなりました。
■ ニッケル水素電池
+極にオキシ水酸化ニッケル、−極に水素吸蔵合金を使用した電池です。小さな容量でも大きなエネルギーを取り出せるのが特徴です。
満充電時に発熱するため過充電対策が必要となります。
■ リチウムイオン電池
+極にリチウム含有金属酸化物、−極に炭素材料を使用した電池です。小さな容量でも大きなエネルギーを取り出せ、充放電エネルギー効率が良いのが特徴です。
コストがかかるのがデメリットで、電解液の安全性対策が重要です。