長年使われないまま座敷に置いてある姿見を、「捨てるのはもったいない」とばかり壁掛けミラーにリメイクして玄関に設置しました。鏡があるだけで雰囲気がガラリと変わり、ちょっぴりオシャレになりました。
<オシャレなウォールミラー>
イタリア製のアンティーク調壁掛けミラー、縦48.5cm・横32cm、ゴールドとアイボリーの2色から選択、リビングをはじめ玄関や寝室などのお部屋のアクセントに最適♪
玄関の上がり框の右側の壁です。手摺りがあるだけでちょっと殺風景、ここに鏡でもあれば・・と常々考えてはいましたが。。。
和室に置きっ放しの姿見です。和室自体あまり使わないので姿見の出番はほとんどありませんでした。
とうとう処分の話が出た時に「それならば」とリメイクすることにしました。
足の部分は両側からネジ止めしてあるだけなので簡単に外すことが出来ました。
下の飾り板?部分はノコギリで切り落とします。合板なので簡単に切れました。
切り口は下方の目立たないところなのでそのままでもよかったのですが、一応オークのオイルステインで着色しました。
調達はL字フックと受け金具だけです。
L字フックのネジの締め付けが壁材の石膏ボードだけだと強度的に弱いので、石膏ボードの裏側の間柱までしっかり届くように長めのものをチョイスします。
石膏ボードの厚みは一般的に10〜15mm程度ですので40mmもあれば大丈夫でしょう。
鏡の裏面にネジ止めした受け金具です。上の穴が削ったものです。左右同じ位置になるように取り付けます。
また、受け金具の穴径が小さくL字フックが入らなかったので、金属用ヤスリで長穴に削っています。
設置する壁は比較的柔らかい石膏ボード材なので、鏡のように重いものを止める際には強度的に注意が必要です。今回は間柱までL字フックのネジをねじ込むので、間柱がどこにあるのか探す必要があります。
壁材を叩いてその音の変化で探し出すと言う原始的な方法がありますが、あまり正確ではありません。ここでは、下地センサーと言う道具を使いました。
写真のようにLEDと音で間柱のある場所を知らせてくれます。間柱のある場所にマスキングテープを貼り付けておきます。
左右同じ高さ、及び鏡の裏に取り付けた受け金具の穴の位置と同じになるようにマスキングテープに印を付けます。
あらかじめL字フックのネジ径より小さい穴(下穴)をネジ長の途中までドリルで開けておくとねじ込みが楽になります。
また、ネジの先端に少量の固形石鹸を付けると摩擦が少なくなりねじ込みが楽になります。
鏡を取り付けた状態です。鏡一枚で雰囲気がガラッと変わりました。大正解のリメイクでした。(*´∀`*)
その後、鏡の右上と左下に花の飾りを付けてみました。またまた雰囲気が変わり一段と華やかになりました。こうやっていろいろ遊べるのもDIYならではのところですね。
壁面に木ネジやクギを打つ場合、合板であればある程度問題ないのですが、石膏ボードだと比較的柔らかい素材なので強度と耐久性があまりありません。
したがって、石膏ボードを支えている裏側の間柱(通常数cm幅の角材)まで木ネジやクギが届くように打つ必要があります。
その間柱の位置を見つける方法として、壁を叩いてその音の変化で見つけ出すことをよくやりますが、あまり正確ではありません。そこで下地センサーを使います。
壁にレーザーを当て跳ね返って来たレーザーを検知することにより、壁材の石膏ボードや合板の奥にある間柱を正確に音と矢印で知らせてくれるスグレモノです。
ホームセンターで見かけることがありますが、こちらからも購入出来ます。