エクステリアDIYでレンガ敷きのアプローチを作る方法を紹介しています。『出来るだけ安く簡単に』をコンセプトにした庭のアプローチ作りです。
<環境にやさしいエコレンガ>
ベージュ・オレンジ・レッド・ブラウンの4色各12個セットでお好みのオリジナルなアプローチが造れます。
門から外階段へのアプローチは、ぬかるみ対策の飛び石を置いただけです。北側で日当たりが悪いので何も植えずほったらかし状態でした。雑草が生え放題の見苦しいエリアです。気にはなっていましたが。。。(^^;;
iPadを使ってイメージ図を書いてみます。アプローチは、赤レンガの縁と明るい色のレンガを敷き詰めたデザインです。奥は排水溝があり日も全く当たらないのでデッドスペースにして、比較的見栄えのいい砂利を敷くことにしました。中間部は日陰でも強い植物用の花壇を設ける予定です。
◆縁レンガ;標準サイズ・ハーフサイズ◆敷きレンガ;薄いレンガ、2色
◆砂;モルタルと敷きレンガ用◆セメント;モルタル用
◆砂利;デッドスペースの化粧用
◆防草シート;砂利下と敷きレンガ下用
◆水平器◆柳刃コテ120mm◆平目地コテ12mm◆シャベル◆ゴムハンマー
◆モルタル用バケツ◆立鎌◆スコップ
雑草を取り除き地均しをします。石は後々邪魔になるので出来るだけ取り除いておきます。
次に、縁レンガをイメージ図にしたがって仮置きしてみます。この段階でイメージと違っていれば修正します。曲線部分は半分の大きさのレンガを使用しました。
縁レンガの位置が決まれば、水平器を使ってレンガの水平出しをします。写真のように、レンガの上に反りのない板と水平器を載せて、レンガ同士が水平になるように下の土を調整して行きます。
この段階では、おおまかな調整で大丈夫です。
<石畳風ジョイントタイル>
敷くだけでお庭やベランダが英国ガーデンのようなムードたっぷりの空間に大変身!!
レンガをモルタルで固定する際は必ずレンガを事前に水につけておきます。レンガの水分がモルタルとよく馴染み、より強固に固定することが出来ます。
レンガから気泡が出なくなるまで30分程度はつけておいた方がいいでしょう。
モルタルは、セメント1に対して砂3を混ぜ合わせたものです。水を少しづつ入れながらシャベルで混ぜていきます。混ぜるのが結構重労働ですので、一度にあまり多く作らない方が楽に出来ます。
硬さは、シャベルですくって垂らしたときにボタッと落ちるくらいです。
土の上にモルタルを敷きレンガを載せて行きます。モルタルはレンガの幅より少しはみ出させます。また、モルタルは高さを調整しやすいように多少厚めに盛ります。レンガの不要なところにモルタルが付いた場合は、直ぐに水で濡らしたボロ布で拭き取っておくとキレイに仕上がります。
水平器を使ってレンガの高さを合わせながら作業を進めます。高いところはゴムハンマーで叩き低いところはモルタルを補充しながら調整します。
見栄えが決まる重要な工程ですので、慎重に作業を進めます。
レンガを置き終えたらレンガの両サイドにモルタルを流し込んでしっかり固定します。
モルタルを流し込む際には、レンガ間の隙間の両サイドに割り箸のような木を挟むと間隔が揃いキレイに仕上がります。
曲線部分は半分の大きさのレンガを使用します。曲線の外周部はレンガ間が大きく開くので、モルタルを大目に入れて見た目よく整えます。
花壇部の縁はこれで完成です。もし雨が予想される場合はビニールシートをかけておきます。モルタルは2〜3日で乾きます。モルタルを使わないでレンガを並べるだけでもいいのですが、雨が降る毎にレンガ間の隙間から砂や土が流れ出してしまうので、定期的な補充が必要になります。
デッドスペース部はレンガの高さ分掘り下げ、土に光が当たらないよう丁寧に防草シートを被せます。防草シートは1枚の大きなシートで売られていますので、寸法に合わせて切って使います。
購入先はガーデンメイトです。種類が豊富なので便利です。
防草シートがズレないように注意しながら少しづつ砂利を上に被せていきます。縁レンガと高さが同じになるまで砂利を入れます。砂利の厚みは約5cm程度です。
デッドスペースもこれで完成です。
ここから先はまだです。(m(_ _)m)