四季の花々と園芸日誌
シャコバサボテンの育て方
シャコバサボテンは幅2cmくらいの茎節を連ねた形に生育し、その先端に少しゴージャスな赤やピンクなどのキレイな花を付けます。さほど手間がかからず冬場に比較的長く咲いてくれるので、部屋の飾りに重宝します。
シャコバサボテンのデータ
科 名 | サボテン科 |
学 名 | Schlumbergera |
別 名 | クリスマス・カクタス |
原産地 | ブラジル |
草 丈 | 40〜50cm |
性 質 | 暑さ・寒さに弱い |
用 土 | 市販の専用培養土 |
植え付け | 3月〜4月 |
主な開花期 | 10月〜12月 |
用 途 | 鉢植え・室内鑑賞用 |
シャコバサボテンの園芸日誌
4月上旬日
木質化(茎の下の部分が木のように茶色くなる)して見栄えが悪くなって来たシャコバサボテンです。暖かくなって来たのでさし芽をして仕立て直すことにしました。
木質化していない葉を全部摘み取ります。茎を摘んでクルッとひねれば簡単に摘むことが出来ます。
3〜4節程度で長さを揃えて10本くらいにまとめ、深さ1節分で植え付けます。まとめる際に輪ゴムを使ってもOKです。
用土は、市販の多肉植物用と一般的な花の培養土を半々に混ぜたものを使っています。たっぷり水やりしてしばらく日陰におきます。
6月上旬
2ヶ月ほど経過しました。しっかり根付いたようで新たな茎節が出て来ました。
天然植物活力液「HB-101」を1,000倍に希釈したものを月1〜2回与えていましたが、これからの夏場は半日陰の場所で育て秋まで水やり以外何もしません。
9月上旬
暑い夏も無事に越し、2〜3茎節増えて順調に育っています。だんだん日が短くなりそろそろ花芽を作る時期になりました。
間延びした葉を摘んで全体を整えます。若い葉には花芽が付かないので、小さい葉や赤っぽい葉を摘んで花芽が付きやすい状態にします。
10月上旬
花芽が付き出しました。新たな葉が出ている場合はピンセットで摘んでおきます。10月下旬は急に冷え込む日があるので屋内に取り込んだ方が無難です。その際、急に暖かい部屋に入れると花芽が落ちる場合があるので、玄関などに1〜2日置くようにします。
11月上旬
花芽がだいぶ大きくなりました。あとひと月程度で咲き出すかと思います。新たな葉(赤いので花芽と間違えないように)が出て来た場合はピンセットで摘んでおきます。
11月下旬
思ったより早く花が咲き出しました。これから順次咲き出し2〜3週間程度は楽しめるはずです。全ての葉に花芽が付かなかったのはさし芽1年目のせい?来年以降に期待です。(^^;
育て方のワンポイントアドバイス
・茎が木質化すると花付きが悪くなるのでさし芽で仕立て直した方が良い。(3〜4月が最適)
・木質化していない場合は全体のバランスを見ながら4〜5節残して葉摘みを行う。(4月下旬が最適)葉摘みを行った後は2週間程度水やりを控える事。
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