プスキニアの育て方
プスキニアは春を告げる花として3月に咲きます。小さな花径にベル型をした可憐な花を10個前後密に付けます。特に、ロックガーデンによく映えます。
プスキニアのデータ
科 名 | ユリ(ヒアシンス)科 |
学 名 | Pusckinia |
別 名 | プーシキニア |
原産地 | 小アジア・コーカサス |
草 丈 | 10〜20cm |
性 質 | 耐寒性小球根(日当たりのよい場所を好む) |
用 土 | 水はけの良い土壌 |
植え付け | 10月〜11月(通常植えっぱなし) |
主な開花期 | 3月〜4月 |
用 途 | 花壇・プランター・鉢(3〜5cm間隔) |
プスキニアの園芸日誌
3月17日
今年は1・2月と例年より寒い日が続きましたが、3月に入り急に暖かい日が増えました。そのせいか?いつの間にか昨年晩秋に植えたプスキニアが芽を出し、気付いたときには花芽まで付けていました。
3月23日
暖かい日が続いたので、早くも花が咲き出しました。うっすら青みがかった白い可憐な花です。
4月1日
早いもので、もう満開です。迫力はありませんが、小振りながら一生懸命咲いてくれます。もっと増えてくれればそれなりに見映えがよくなるものと思います。
5月5日
気が付いたらいつのまにかこんな実を鈴なりに付けていました。分球で増やせますが、この実でも増やすことが出来るんでしょうか?枯れるまで待って、ダメ元で秋に撒いてみます。
翌年4月2日
結局上の実はうまく行きませんでした。(^^;; 球根は暑さに弱いので5月中に掘り起こして涼しいところで保管し11月に分球して植えました。今年も可憐な花を見せてくれました。
育て方のワンポイントアドバイス
来年も花を咲かせるためには球根に栄養を蓄える必要があります。花が枯れて来たら結実しないように早めに花茎の根元から切り取ります。ただし、葉から球根へ栄養が行きますので葉は切らずに自然に枯れるまでそのままにします。
また、寒さのは強いので植えっ放しでも大丈夫ですが、25℃以上の高温に弱いので植える場所に注意して下さい。心配な場合は、葉が枯れたら掘り起こして涼しいところで保管し晩秋に植え付けます。