ダリア(アーリーバード)の育て方
ダリア(アーリーバード)は10cm程度の半八重咲きの花がたくさん咲き、初夏から秋まで長く楽しめます。球根で手軽に増やすことが出来ます。
ダリア(アーリーバード)のデータ
科 名 | キク科 |
学 名 | Dahlia variabilis |
和 名 | テンジクボタン |
原産地 | 中央アメリカ |
花言葉 | 愛のよろこび |
草 丈 | 50cm |
性 質 | 夏の暑さと耐寒性に弱い |
用 土 | 水はけのよい土 |
植え付け | 3月〜5月 |
主な開花期 | 6月〜10月 |
用 途 | 花壇・鉢植え |
難易度 | 普通 |
ダリア(アーリーバード)の園芸日誌
ホームセンターでダリアの種を購入、GW前に庭に直播きしました。
さほど手間を掛けなくても、こんな感じの半八重咲きの花がたくさん咲きました。10cm弱の小さい花ですが、オレンジの他、白・黄色・赤・紫など色とりどりで6月から10月まで楽しませてくれました。
11月になり葉が枯れ出したので球根を掘り上げ凍らないように玄関内において一冬越したものが写真です。芽の出る部分を切り落とさないようにカッターで切り分け、芽の方を斜め上にして植え付けました。
植えたのが深かったのか?低温の日が続いたせいか?やっと地上に芽が出て来ました。30cm間隔で8箇所に植えましたが、その内2箇所は芽が出て来ませんでした。芽の出る部分(クラウン)を切り落としてしまったのかも知れません。
10日ほど経って15cmくらいでしょうか?だいぶ大きく成長して来ました。50cm以上伸びるので雨風で倒れないようにこれから支柱を立てます。
40cmくらいになって先端に蕾が数個出来て来ました。
ようやく先頭バッターが咲き出しました。やや赤みがかったオレンジです。他の株も順次咲き出すものと思います。
今年の夏は酷暑だったのであまり期待はしていませんでしたが、秋になって半八重のいろいろな色が咲き出しました。写真は紫がかったピンクの半八重花です。
黄色のこの花は内側の花びらが丸まっていて見栄えが一番よくキレイです。
花が一通り咲き終わった11月下旬、霜の降る前に球根を掘り起こしました。昨年より大きく育ち数も増えました。v(=^0^=)v 凍らないように室内に保存して来春を待ちます。来年は今年よりも賑やかになりそうです。
今年もまた植え時が来ました。球根には芽が少し出始まっています。球根は複数個付いているのでカッターで一つづつ切り分けます。その際、球根本体にこの芽が一つ付くように分けるのがポイントです。この芽がないといくら待っても出て来ません。
大きく育った球根を15個ほど選び、芽を斜め上にして植え付けます。今回はこの段階で芽の側に支柱を立たせました。成長に合わせて茎を縛り倒れないようにします。
6月下旬から花が咲き出しました。咲き終わった花は早めに取り除くくらいでほとんど手間がかかりません。これで秋まで楽しめるので、ほんとおすすめです。
育て方のワンポイントアドバイス
夏の暑さで弱って来たようなら思い切って半分程度切り戻しした方が秋の花付きがよくなります。その際、節のギリギリのところで切るようにします。
茎の内部は空洞になっており、そこに雨水などが貯まると腐る原因になるので、アルミ箔で覆っておくと安心です。