ウキフカセ釣りに必要な道具の紹介
ウキフカセ釣りをするにはどんな道具が必要なのか?また、あると便利な海釣りグッズなど、海釣り初心者向けにウキ釣りを前提とした小道具を紹介しています。
仕掛け作りの小道具たち
ラインカッター
文字通り道糸やハリスを切る道具です。下の写真の上がハサミタイプ、下が爪切りタイプです。クージーは爪切りタイプを愛用しています。邪魔にならないよう出来るだけ小型のものを選び、ピンオンリールに取り付けライフジャケットにぶら下げて使うと便利です。
下の写真はガン玉外しを出したところです。すごく便利でお気に入りのスグレものですが、最近のシマノのカタログには掲載されていないようです。製造中止ですかね?
シマノ ラインカッター ブルーメタリック CT-041F
(注)写真とは異なります
プライヤー
釣れた魚がハリを飲み込んだ際のハリ外しに最適です。専用のハリ外しも売られていますが、クージーはイマイチ使えません。(^^;; また、ガン玉つぶしにも使えて便利です。でも、ウキ釣りに使うガン玉は比較的小さく歯で噛みつぶせますので、滅多に出番はありませんが。。
シマノ ライトプライヤーNH ブラック CT-071J
(注)写真とは異なります
コマセ関連の道具たち
水汲みバッカン
ウキ釣りは元より陸の釣りには水汲みバッカンは必需品です。海水を汲んでコマセを作るときの粘度調整用に使ったり、魚などで汚れた手を洗ったり、小魚が釣れた場合に一時的に入れておいたり・・と大活躍です。
また、後に入る釣り師のためにも、釣行終了時にはコマセなどで汚れた釣り場を海水で洗い流しキレイにして帰ることが最低限のマナーです。
写真のバッカンは鉛のオモリ(真ん中の黒い部分)が付いており、海面に投げた時に斜めになるので海水が汲みやすいのが特徴です。また、海水で重くなったバッカンを引き上げる時に手が痛くならないよう太いロープを採用しているのでお勧めです。
バッカン
コマセを作り入れておくバッカンです。これがなければウキ釣りは出来ません。雨が降ってもコマセがビチャビチャにならないように、蓋付きがお勧めです。
大きさは3kgのオキアミブロックが収まる程度のものを選びます。大き過ぎても使い勝手が悪くなるので36〜40cmあたりがいいと思います。
コマセミキサー
冷凍オキアミを砕き配合餌を混ぜるときに使います。冷凍オキアミを解かして手で混ぜれば不要ですが・・・手を汚すのが気にならない人ならど〜ぞ。(^^)
ちなみに、クージーは写真のような鉄板返しを愛用しています。百均で購入しました。(^^)v
道具にこだわる人は専用のコマセミキサーをお買い求め下さい。
遠投ヒシャク
コマセを撒くヒシャクです。無理のない姿勢でコマセをすくえるように、ある程度柄の長さが調整出来る(写真のものは52〜63cm)ものが便利です。1回の投入量は少なくてよいので、小さ目のカップのものをお勧めします。
また、釣りの途中で壊れたり突然の波で海へさらわれることもあります。釣りを途中で諦める羽目にならないよう、予備を用意しておけば万全です。
エンドロープ
ヒシャクが海へ落ちないようにバッカンなどに繋いでおくものです。コマセを撒くときに邪魔にならないよう、よく伸びるものを選びます。
ヒシャクを海へ落としたり波にさらわれたりした場合タモで回収しますが、運が悪いと沖に流されて回収不能になってしまいますので繋いでおいた方が安心です。
シマノ エンドロープ(柄杓用)RP-001K
(注)写真とは異なります
バッカンブラシ
釣りが終わりコマセで汚れたバッカンを海水で洗うときに使います。百均でOKです。写真のように柄の付いたものがいいですね。道具に拘る人は専用のブラシをお買い求め下さい。
シマノ バッカンブラシ BB-011A
(注)写真とは異なります
サシエバッカン
サシエを入れておくものです。特に夏場はオキアミの水分が蒸発しやすく干乾びてしまいますので、蓋付きがお勧めです。
また、冷凍オキアミだと解けたときに水っぽくなるので、底に網状の水切りが付いているといいですね。バッカンの縁にセット出来る金具が付いているものが便利です。
釣れたときの道具たち
タモ
『そんなにデカイの、初めから釣れる訳ないじゃん』な〜んで言うなかれ。この世界にも、例外なくビギナーズラックがあります。『デカイのが来たぁ〜』でも、タモがない。じゃ、せっかくの魚も上げられません。必ずタモを用意しましょう。
長さは、高い堤防や磯などを想定して5〜6mはほしいですね。網の直径は45〜60cmあれば十分でしょう。右の写真のように、網の部分が外せるタイプがコンパクトに仕舞えて持ち運びに便利です。
シマノ ホリデー磯XT 玉網 500
(注)写真とは異なります
スカリ
釣った魚を泳がせておく魚入れです。新鮮さを保つならこいつが一番です。
スカリ AKA001 40cm×3段クレモナワイヤー巻 網:黒
(注)写真とは異なります
ストリンガー
釣った魚の口元にピンを刺して泳がせておくものです。金属のワイヤーなので岩ズレにも強いです。比較的大きい魚向けですね。スカリよりは弱って来るようです。
タカ産業 フロート付PROストリンガー
(注)写真とは異なります
ピトン
岩や堤防のコンクリートの割れ目などにピトンを打ち込み、頭の輪にスカリやストリンガーのロープを結び付けて固定します。鉄だと錆びますのでステンレス製がいいでしょう。
但し、釣り場にロープを縛り付けておけるもの(尖った岩とか船止め輪など)がある場合は不要です。
《ナカジマ》ステンレスハーケン S(#8822 ピトン 荷掛け …
(注)写真とは異なります
ハンマー
ピトンを岩場とか堤防のコンクリートの割れ目に打ち込むときに使います。これもステンレス製がいいでしょう。
タカミヤ(TAKAMIYA) ステンレス磯ハンマー
(注)写真とは異なります
フィッシングナイフ
釣った魚を絞めるときに使います。デカイ魚にも対応出きるように、少し大きめの頑丈なものを選んで下さい。
但し、刃渡り5.5cm以上の刃物を釣りなどの正当な理由なく携帯することは法律によって禁止されています。念のため。
シマノ CT-511N シース小出刃 ブラック 42531
(注)写真とは異なります
クーラーボックス
クーラーボックスはいろいろな使い方が出来て重宝します。釣れた魚を持ち帰るときに使うだけではなく、お弁当やビールなどの飲み物類やスカリなども入ります。
特に夏場は凍らせた濡れ手拭いなどを入れておくと、顔を拭いたときに気持ちいいですよー。
ホームセンターなんかで売っているものでもOKですが、出来るだけ保温性の高いものを選びましょう。また、堤防などで座りたい時に椅子としても使えるように丈夫なものを選んだ方がいいでしょう。大きさは45cm前後であれば大抵は間に合います。
シマノ UF-030N フィクセル ベイシス 300 クーラー
(注)写真とは異なります
磯バッグ
晩秋〜冬場〜早春の釣りであれば、釣り場への移動はクーラーボックスより磯バッグの方が便利です。同じメーカーで揃えればバッカンや3kgの冷凍オキアミ・配合餌などがシステマティックに納まります。ロッドケースとこれだけで済むので移動も楽になります。
氷の入ったクーラーボックスは車に置いておきます。釣れた魚は車に戻ってからクーラーボックスに入れればいいだけです。45リッター程度の大きさが使い勝手がいいと思います。
シマノ ISO COOL XT ADVANCE 45L シルバー BA-123M
(注)写真とは異なります
その他の便利グッズたち
釣りには直接関係ないものの、あると便利なグッズを集めてみました。
ピンオンリール
ラインカッターなどの小道具をぶら下げライフジャケットに装着して使います。釣りをしているときにポケットから道具を探し出すのは意外と面倒なもの。必要なときにギューンと糸を伸ばして使えるスグレモノです。
シマノ ダブルピンオンリール PI-014L
(注)写真とは異なります
フィッシングメジャー
魚の大体の大きさは手測でわかりますが、記録更新とかで1cmを争う場合には正確に測っておきたいものです。何しろ、魚をお持ち帰りすると若干ですが縮むようですから。(笑)
そんなときに、ピンオンリールにぶら下げられる小型のメジャーがあると便利です。軽くて錆びないプラスチック製がお勧めです。
アブガルシア メジャーピンオンリール
(注)写真とは異なります
キャップストラップ
風の強い日はキャップが飛ばされて海へ・・なんてこともあります。飛ばされないようにキャップの後ろと襟をつなぐキャップストラップも便利グッズです。
シマノ キャップストラップ BE-001C
(注)写真とは異なります
キャリーカート
3kgの冷凍オキアミブロック・1kgの配合餌・飲み物の入ったクーラーボックスなど・・・両手に持ちながら釣り場まで移動するのは結構キツイものです。そんなときにはキャリーカートがお勧めです。平坦なところはころころと転がせ、磯などでは担げるようになっているタイプが便利です。
背負子 アルミキャリーカート BB-903 (Mサイズ)
(注)写真とは異なります