クージーのウキフカセ釣り講座

海釣りでなかなか釣れない理由
ウキフカセ釣りの釣果UP法

トンボ

天気が良くて潮風が心地よい・・正に釣り日和の釣りは実にいいものです♪で、お目当ての魚が釣れたらほんと幸せ。

でも、思うようにならないのが世の常。では、何故釣れないのか?ここではその理由を説明しています。まっ、クージーにとっても永遠の課題ですがね。(アセ)

目次
  1. 釣れないのには理由がある
  2. 魚が全然いない(笑)
    1. 冬場の状況
    2. 夏場の状況
  3. サシエがすぐ取られる
    1. サシエ秒殺状態
    2. エサ取りかわしのテクニック
  4. サシエがタナに届いていない
    1. タナを合わせる
    2. 潮の流れが曲者
  5. サシエとコマセが同調していない
  6. 魚の食い気がない

釣りがつなぐ笑顔の先へ・・
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釣れないのには理由がある

いくら粘っていてもお目当ての魚が釣れないことはよくある話です。状況が悪い?潮が悪い?場所が悪い?腕が悪い?・・・釣れない理由はいろいろあるでしょう。そこで、『何故釣れないのか?』基本的なそのワケを説明します。

ここに示すのはあくまでも基本的なことばかりなので、ある程度経験を積んだら自分で考えてみて下さい。実際にベテランになると、釣れないときは今までの『釣れない経験』を総動員して、『あーでもない、こーでもない』と釣りながら策を練っています。それがまた楽しいんですけどね。(^^)

魚が全然いない(笑)

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冬場の状況

冬場は、水温低下とか潮の状況により魚が全くいなくなることがあります。普段外道でよく釣れるベラや餌取りのフグさえいない。そんなときは、いくら粘っても釣れる訳がありません。さっさと見切りを付けて、場所を移動した方がいいと思います。

その内釣れて来るのでは?と思いがちですが、『ダメなときはとことんダメ』です。クージーもそう言う経験をいっぱいしています。(汗)風裏の日当たりのよい水温が高そうな場所に移動しましょう。

通常、海水は陸上に対して1ヶ月程度時期がズレています。したがって、海水の真冬のピークは2〜3月になります。比較的暖かい地方を除いて、この時期の釣りは厳しい状況になります。

海の中は、4月頃まで冬状態と思って間違いありません。特に雪解け水が流れ込む地域は、5月中旬頃まで釣果はあまり期待出来ません。

天気さえ良ければ真冬でも釣りをしたいと思うのは誰しも同じですが、水温が13〜14℃以下になると厳しい釣りを覚悟しなければなりません。

point 

夏場の状況

一方、暑い夏場になるとどうでしょう?水温が上がると酸素濃度が落ちるので魚がいなくなると言う説があります。それが正しいか否かはわかりませんが、夏場も魚がいなくなる場合があります。

表層の温められた海水を嫌って深場に行ってしまうようです。潮通しのよい比較的水温の低そうなところを探しましょう。

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サシエがすぐ取られる

point 

サシエ秒殺状態

これは、フグや木っ端メジナなどの餌取りが多い場合です。サシエが水面に落ちると、そのときの音に反応して餌取りが集まって来ます。

したがって、サシエを投入した瞬間にサシエが食われてしまい(秒殺状態)、タナに届いたときにはハリがむき出しと言う状態です。この状態を続けても、底にいるクロダイはまず釣れません。餌の付け替えばかりが忙しく釣れても餌取りばかりです。

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エサ取りかわしのテクニック

仕掛けを回収すると決まってサシエがないと言う状況なら、試しにサシエを投入して5〜6秒くらい経ってから仕掛けを上げてみて下さい。無くなっていれば、何らかの餌取り対策が必要です。

例えば、コマセを足元に撒いて餌取りを十分引き寄せてからポイントに仕掛けを投入すると言うフェイント攻撃が有効です。また、サシエは通常1匹のオキアミを付けますが数匹付けて餌持ちをよくするとか、サナギやダンゴなどの比較的餌持ちのいいサシエにすることが効果的です。

【関連講座】比較的効果がある餌取り対策について

またクロダイの雑食性を活かしてスイカコーンなどを使う手もあります。

【関連講座】スイカ釣りのすすめ

で、どうしてもダメだったら場所移動しかありません。以外に、10m違っただけでも餌取りがいない場合がありますから。

サシエがタナに届いていない

point 

タナを合わせる

クロダイ釣りの基本は底釣りです。たいてい底にいますが例外も多々ありますので一辺倒にならないようにして下さい。要は、下図のようにクロダイのいるタナ(図では底)までサシエを確実に届けてやることです。

そうしないと、仮に釣れても上物の外道ばかりになってしまいます。ちゃんとタナ(ウキ下)を底に合わせることが大事なのです。

サシエタナ図_1

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潮の流れが曲者

また、『ちゃんとタナを合わせているつもりなのに釣れない』ケースもあります。その原因は、潮の流れにあります。下図のように、潮の流れが速いとウキ下の仕掛け全体が横に流されて、サシエがなかなか底に沈まないからです。

サシエタナ図_2

こんな時は、浮力の大きいウキに替えてハリスに付けるガン玉を大きくします。また、ガン玉が1箇所だったら2箇所、2箇所だったら3箇所と言うように数を増やすのも効果的です。

サシエタナ図_3

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サシエとコマセが同調していない

コマセ同調図

これもよくあることです。コマセを撒くのは魚を寄せるためで、その中にクロダイもいるはずです。従って、コマセの中にサシエがあれば食って来る確立が格段に上がります。

しかし、潮の流れの速さを計算しないとサシエとコマセが同調しないで生き別れ状態になってしまいます。そうは言っても、海の中のことなので実際に見ることは出来ません。頭の中でイメージしていろいろ試してみるしかありません。

また、潮目(異方向からの潮の流れがぶつかり合うところ)のようなところにはコマセが集まるので、それを見付けることも重要となります。

魚の食い気がない

水温が低く魚がじっとしていて動かないこともあります。こんなときは魚に活性がなく食い気がありません。目の前にサシエを落とすくらいの気持ちで、あちこち探るしかありません。

また、潮がまったく動かないのも魚の活性が落ちてしまいます。所謂潮だるみですね。休憩を入れて、潮が動きだすのを待ちましょう。

そこで、便利グッズを一つ紹介します。カシオから出ている釣り専用時計です。

魚の活性に影響を与える月齢と月の位置の相関関係から導き出した魚の釣り時をアラームで知らせてくれるフィッシングタイム機能を搭載した優れモノです。

釣果はその日の天候にも左右されますが、潮の良し悪しを判断するには助かるアイテムです。もちろん、普段使いの腕時計としても使えます。

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