釣った魚はどれも新鮮ですから、まずは刺身を賞味して下さい。自分が釣った魚だと思うと、味も格別に感じるはずです。
ここでは簡単に作れて美味しいおすすめの料理を紹介しています。
<うろこが飛び散らないうろこ取り>
ヒルナンデスでも紹介されたプリンスのうろこ取り
、プロ仕様の調理器具で身を傷めずウロコが飛び散らない、鯛の頭部のウロコもキレイに取れますよー『腐ってもタイ?』ってよく言いますが・・やっぱりタイなんですよね、クロダイも。どんな料理でも美味しいです♪
めちゃくちゃ簡単で短時間でパパッと出来ちゃう、一押しはシンプルにタイ茶漬けです。特に40cm以上のものは脂がのっていて美味しいです。お酒の肴の刺身が残ったらシメに食べてもいいですね。
<作り方>
@薄目にスライスした刺身にする。
A醤油だれ(めんつゆと醤油を混ぜたもの)に30分程度漬ける。
B温かいご飯に乗せて練りワサビを添える。
Cアラレをパラパラして熱々のお茶、又はお茶漬けのもとを振りかけて熱々のお湯をかける。
Dミツバなんかあると本格的。
E後は一気に食べるだけ。(~~)
クロダイを豪快に一枚丸ごと使うならマダイでもお馴染みのタイ飯ですね。見た目が豪華で食卓に並ぶとそれだけでテンションが上がります。
お酒の後のシメに・・と言いたいところですが、意外とツマミにもなっちゃいます。(^0^)30cm前後が作りやすいと思います。
<作り方>
@ウロコ・内臓・エラを取り去り水洗いし、クッキングペーパーで水分を拭き取る。
A塩を軽くまぶして表面が焦げる程度に塩焼きする。(半生OK、焼き過ぎに注意)
B3合の洗った米を土鍋に入れる。
C日本酒と醤油各大さじ2と塩少々と和風だしの素を適宜入れる。
D普段の分量の水を入れて焼いたクロダイを乗せ炊く。
E炊き上がったら身をほぐし、骨は全て取り去る。
Fご飯と身をよく混ぜて、刻んだ万能葱を散らす。
G後は一気に食べるだけ。日本酒にも合うよ。(^^)v
たまにはちょっとオシャレにフレンチ風もお勧めです。バルサミコ酢のソースによく合う一品、ワインなんかあるといいですね。
<作り方>
@身は皮を剥がさないで食べやすい大きさに切る。
A両面に塩・コショウする。
B両面に小麦粉を軽くまぶす。
Cプライパンにオリーブオイルを多めに入れ、熱する。
D皮面を下にしてカリカリ(ここ、ポイントです)になるまで焼けたらひっくり返す。
E全体に火が通ったらバターを適量入れてよく絡める。
F焼き上がった身を皿に盛る。
Gそのままのフライパンに市販のバルサミコ酢ソース(〇ューピーとか)を入れ、一煮立ちさせる。
HFの身にソースをかければ出来あがり。
Iワインを注いで乾杯!!(^^)v
ワインには魚の臭みを消す作用があるので、下味や調理にお勧めです。
刺身にはちょっと小さいけど塩焼きも飽きたなぁ・・と言う時に是非お試し下さい。油を使わないのでたくさん食べてもヘルシーです。
<材料(2人分)>
• クロダイ:25cmくらいなら1枚
• トマト:1/2個
• 玉ねぎ:1/2個
• しめじ:1/2パック
• レモン:適宜
• 調味料:白ワイン大さじ4、固形洋風スープの素1/8個、ローリエ1/2枚、塩・こしょう
<作り方>
@クロダイの身は皮を剥がさないで食べやすい大きさに切って、塩・こしょうする。
Aトマトはヘタを取って角切り、玉ねぎは薄切り、しめじは石づきを取って適当に分ける。
B鍋にAを入れ上に@をのせる。
C調味料と水大さじ4を加えてふたをして火にかける。
D煮立ったら弱火にして10分蒸し煮にする。
Eレモン汁を振りかけ皿に盛る。
Fこれもワインですね。乾杯!!(^^)v
アクアパッツァはイタリアの魚介料理でワインがとても合います。
味の決め手はアサリ、煮込むといいダシが出ます。トマトの酸味もアクセントとなり、タンパクな白身魚との相性もバッチリ、日本人好みの味だと思います。是非、お試し下さい。
<材料(2人分)>
• クロダイ:25〜30cm1枚丸ごと使用、30cm以上切り身2〜3切れ
• アサリ(またはハマグリ・殻付き・砂抜き):200g
• ニンニク:1かけ(みじん切り)
• ミニトマト:5〜10個(ヘタを取って半分にカット)
• イタリアンパセリ:適量(ちぎる)
• 水:1/2カップ
• 調味料:オリーブオイル大1、白ワイン(なければ酒)大2、塩・こしょう
<作り方>
@クロダイはうろこと内蔵・エラを取って、皮を剥がさず丸ごと
(大きい場合は切り身にして)塩を振って5分置く。
A水気をペーパータオルで取り除く。
Bフライパンにオリーブオイルを入れ火にかけ、@の魚を両面焼き目が付くまで焼く。切り身の場合は皮目から。
CBにニンニクを加え香りが立ったら水・アサリ・ミニトマト・白ワインを入れる。
D煮立ったら弱火にしてフタをし、5分程度蒸し煮する。
E塩・コショウで味をととのえる。
F器に移し、イタリアンパセリを散らせれば完成!(^^)v
メジナは店頭では滅多にお目にかかれない魚で、食べたことのない人も多いはず。白身の淡白な優しい味です。
クージーは基本、ハリが飲み込まれていない限り25cm以下はリリースしますが、それ以下でもどうしても食べたい人は、定番の塩焼きとか煮付けがいいですね。35cm以上なら、脂がのっていて刺身が美味しいです。
クージーの一押しはフライです。意外でしょ。(^^)衣のサクッとした歯ざわりと中身のフワッとした食感がたまらずやみつきになります。魚のフライではトップクラスですね。
あまり小さいとさばくのが面倒で肉厚もありませんので、25cm以上のものがいいと思います。
<作り方>
@身は皮を剥がないで食べやすい大きさに切る。
A両面に軽く塩・コショウする。
B一般的なフライの作り方で衣を付ける。
C油でカラッとキツネ色になるまで揚げる。
Dソース又はタルタルソースを付ける。
Eビールを飲みながら食べる。(^^)v
これもなかなかのものです。身が柔らかく醤油バターによく合います。これも肉厚のある25cm以上のものがお勧めです。昔、息子に食べさせたら絶賛してました。
<作り方>
@身は皮を剥がないで食べやすい大きさに切る。
A両面に塩・コショウする。
B両面に小麦粉を付ける。
Cプライパンにバターを適量入れ火をつける。
Dバターが半分溶け出したらBを入れる。
E皮面から焼き、カリカリに焼けたらひっくり返す。
F焼き色が付いたら醤油を少したらし絡めてから火を止める。
Gビールを飲みながら食べる。(^^)v
メジナのお寿司なんて、釣りをやらない人にはまず食べる機会がないでしょうね。これを食べられるのも釣り人の特権です。是非お試し下さい。
脂ののった35cm以上の刺身サイズがお勧めです。出来れば40cm以上と行きたいところですが、残念ながらクージーはまだ釣ったことがないのでわかりません。(汗)
作り方?説明するまでもありませんよね。
クロダイは身がしっかりしており、タイの中でも美味しい方です。
しかし、回遊魚と違い湾の中にいるため、ときたま泥臭さや磯臭さを感じる場合があります。したがって、釣り終わるまでスカリなどに入れて生かしておき、生きたまま持ち帰れればベストです。但し、クーラーボックスの中で暴れないように氷でしっかり冷やす必要があります。
それが無理な場合はその場で生き締めにし血抜きして持ち帰りましょう。
家に着いたら、すぐに内臓やエラを取り除けば完璧です。冷蔵庫のチルドルームに入れて置けば、2〜3日は美味しい刺身が食べられますよ。
特に夏場のクロダイは、下処理をやっても捕食する餌の関係で刺身で食べると磯臭さが残る場合があります。
そんな時は、削ぎ切りにした薄作りの刺身を直ぐに氷を浮かべた冷水にさっと放る(あらい)と臭みが取れますよー。身が引き締まってプリッとした食感は絶品です。
くれぐれも水に付け過ぎないように!脂が抜けてパサパサになっちゃいますので。