クージーの何でもDIYしちゃおう!

ダイニング用椅子の
座面の交換と張り替え方法

椅子修理_23

20年以上使ったダイニングチェアですが、さすがにここに来てクッションがペチャンコになって座り心地が悪くなったり、座面の板が割れているせいか?座るとギーギー軋む音がして来ました。

本体の枠の方はしっかりしているので捨てるにはもったいなく、座面だけならとDIYで修理することにしました。

ここでは、比較的安く簡単に出来る座面板の加工方法や新しい生地の張り替え方法を紹介しています。


目次
  1. 軋んで座り心地が悪くなった椅子
  2. 座面のカバーを取り外す
    1. 本体から外した座面部裏側
    2. タッカーバリの外し方1
    3. タッカーバリの外し方2
    4. 座面裏カバーを外したところ
    5. 座面表のカバーを外す
  3. 座面板の加工
    1. 大体の形に切り出す
    2. 形を整える
    3. 面取り加工をする
    4. 取り付け穴・空気穴の加工
  4. 布張りの準備
    1. ウレタンを座面の大きさにカットする
    2. 布とウレタンと板を重ねる
    3. タッカーの準備
  5. 布張りをする

    1. 座面上側にタッカーを打つ
    2. 下側にタッカーを打つ
    3. 左右にタッカーを打つ
    4. コーナー部の余分な布を切り取る
    5. コーナー部のタッカー止め方法1
    6. コーナー部のタッカー止め方法2
    7. 表カバーのタッカー打ち終了
    8. 表から見ると
    9. 裏カバーのタッカー打ち
  6. 本体にセットして終了
  7. 椅子の高さについて

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ダイニングチェアの張り替えにはセットを使うと便利です。表生地・ウレタン・チップウレタン・不織布の4点セット、4cm厚と5cm厚があり、1脚分から購入可能です。

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軋んで座り心地が悪くなった椅子

椅子修理1

この椅子は本体と座面がネジ2本で固定されているシンプルな構造です。

写真ではわかりにくいですが、座面のクッションがペチャンコになり座り心地が悪くなり軋み音も出るようになって来ました。

座面以外はまだまだしっかりしているので、もったいない精神で作り直すことにしました。

布地の柄がちょっと地味ですねぇ〜せっかくだから布地も替えることにします。

座面のカバーを取り外す

 

本体から外した座面部裏側

椅子修理2

本体から外した座面の裏側です。2箇所の穴が固定用のネジ穴です。

裏のカバーは見えないところなのでそのまま再利用します。

座面の布地や裏のカバーはタッカーバリで固定されています。

 

タッカーバリの外し方1

椅子修理3

タッカーバリの外し方にはいろいろな方法がありましが、特別な道具なしで比較的簡単に外せる方法を紹介します。

まず、比較的先の小さいマイナスドライバーの先を斜めから少し力を入れてタッカーバリの下に潜らせます。

次に、ドライバーを左右どちらかに回しタッカーバリを浮かせます。

 

タッカーバリの外し方2

椅子修理4

ニッパ(出来るだけ切れない刃先だとベスト)で浮いたタッカーバリを軽く挟んでテコの原理で片方のハリを板から抜きます。

続いてもう一方のハリも同様にして抜きます。

ニッパを強く握るとハリを切ってしまいますので注意して下さい。

もし切ってしまったら残ったハリを再度軽く挟んで同様にして抜きます。

 

座面裏カバーを外したところ

椅子修理5

裏面カバーのタッカーバリを全部取り除きカバーを外したところです。

板のやや黒くなった部分が割れたところで、これが座った時の軋み音の原因です。

今回は、座面布地の張り替えだけではなく、板も交換する必要があります。

ちなみに、取り付け穴の下に2ヶ所別の穴がありますが、これは座面に腰を掛けた時のクッションからの空気を逃がすための穴です。

 

座面表のカバーを外す

椅子修理6

表の布地も同じ要領でタッカーバリを取り除いて板から外します。

写真の黄色い粉状のものはクッションのウレタンが劣化したもので、これも交換しないとダメですねぇ。

今回は座面を全部交換しますが、布地の張り替えだけであれば板もクッションもクリーニングして再利用出来ます。


座面板の加工

 

大体の形に切り出す

椅子修理7

取り出した板で新たに板を加工する際の型取りをします。

型を取ったら余分なところが出来るだけ出ないようにノコギリで切り落とします。

余分なところが少ないほど次の工程が楽になります。

板はホームセンターで売られているベニヤ板で、厚みは現行品と同じ9mmを使用しました。

 

形を整える

椅子修理8

カンナを使って余分なところを削り取り形を整えます。

カンナがない場合は、少し大変ですが粗めのサンドペーパーでも代用出来ます。

 

面取り加工をする

椅子修理9

板の角が立っていると布地を痛め切れやすくなるので、カンナ(又はサンドペーパー)で表裏の面取り加工をします。

特に前面の太ももが当たる部分は、座り心地を考慮して幅広く面取り加工をしておきます。

 

取り付け穴・空気穴の加工

椅子修理10

本体との取り付け部には専用のメネジが埋め込まれており再利用出来ないので、つめ付き(鬼目)ナットを使うことにしました。

これもホームセンターで入手出来ます。

写真には写っていませんが、最後に空気穴をドリルで2箇所開けて板の加工は終了です。


布張りの準備

 

ウレタンを座面の大きさにカットする

椅子修理11

切り出した座面の板と同じ大きさにクッションとなるウレタンをハサミでカットします。

今回はトーカイで調達しましたが、近くに無い場合はネットでも購入可能です。

ウレタンの厚みは、薄いと座り心地が悪くなり。厚いと布張りが面倒になりますので、3〜5cm程度が無難かと思います。

 

布とウレタンと板を重ねる

椅子修理12

布地はお気に入りの柄を選ぶだけではなく、少し厚手の丈夫なものを選んで下さい。

板の上にウレタンをのせ、その上に布地を被せて柄の位置を決めます。

次に、板と布地をひっくり返し、布地を板の大きさより上下左右6〜7cm程度大き目にカットします。

 

タッカーの準備

椅子修理13

タッカーはホームセンターでも入手出来ます。手動タイプの出来るだけ強力なものを選んで下さい。

高さ10mm以上のハリに対応していればOKです。

今回は板厚が9mmなので10mmのハリを使用しています。

入手困難な場合は、こちらから購入出来ます。

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布張りをする

 

座面上側にタッカーを打つ

椅子修理14

布地は特に座面用と言うものはないようです。

今回使用したのはニワトリをモチーフにしたカジュアルっぽい柄で、比較的厚めの丈夫なものを選びました。

まずは、座面の一辺(上側とします)中央付近とその両側4cm程度のところ3箇所にタッカーを打ち布を固定します。

 

下側にタッカーを打つ

椅子修理15

次に反対側(下側)も同様に、中央から打って次に左右と3箇所タッカー打ちして固定します。

この時、ウレタンを少し凹ませて布を引っ張りながらタッカーを打つのがポイントです。

ウレタンが膨らんだ時に布地が張らなくて緩んでしまうとシワになり見た目が非常に悪くなります。

 

左右にタッカーを打つ

椅子修理16

今度は、シワにならないよう引っ張りながら左右にタッカーを打ち布を固定します。

この時もウレタンを少し凹ませながら作業をした方がキレイに出来ます。

もし失敗したらタッカーバリを取り除いてやり直して下さい。

 

コーナー部の余分な布を切り取る

椅子修理17

上下左右を止めると写真のようにコーナー部に余分な布が出るのでハサミで切り落とします。

最初から切っておいてもいいのですが、切り過ぎて寸足らずで失敗する可能性もあるので、この段階で切るのが無難です。

 

コーナー部のタッカー止め方法1

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各コーナー部は座面にシワが出ないよう引っ張りながら折りたたみ、一つひだを作るごとにタッカーを打って止めて行きます。

 

コーナー部のタッカー止め方法2

椅子修理19

右コーナーは左から、左コーナーは右からひだを作って行くのがコツでキレイに仕上がります。

表面にシワが発生していないことを確認しながら進めるといいでしょう。

この時、板の断面側に多少シワが出ますが、これは仕方がありません。

 

表カバーのタッカー打ち終了

椅子修理20

座面にシワがあればその部分の布を引っ張りタッカーを打ち直します。

更に3〜4cm間隔でハリが打たれていないところがあれば打っておきます。

布が緩んで押さえが効いていないタッカーバリがあれば、一旦ハリを外して布をひっぱり緩みを取った上で打ち直します。

 

表から見ると

椅子修理21

写真は上が前で下が背もたれの後ろ側になります。

従って、絵柄は前から見た時に正常に見えるように貼っています。

シワもなく全体的にキレイに貼れました。(*^^)v

 

裏カバーのタッカー打ち

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最後に、裏カバーの出来るだけ外側を3〜4cm間隔でタッカー止めすれば座面の張り替えは終了です。


本体にセットして終了

椅子修理_23

本体にネジ止めして固定すれば出来上がり!!新品同様の座面です。

座り心地が断然よくなり板の軋み音もなくなりました。

座面の軋み音が気になるだけなら板のみの交換、座り心地をよくしたいならウレタンのみの交換、布地を替えて雰囲気を変えたいのならお気に入りの布だけの交換・・・

やってみると意外と簡単!もし、座面関係で処分したいと思っている椅子があれば、一度トライしてみてはいかがですか?

椅子の高さについて

ダイニング用椅子の座面の高さは通常40cm前後ですが、中には45cm程度のものもあります。さて、この違いは??

それは、家でも靴を履くか否かの習慣の違いから来ています。

日本のように家では靴を脱ぐ習慣の国で作られる椅子は、大方40cm前後となります。

一方、欧米のように家でも靴を履く習慣の国で作られる椅子は、ほとんどが45cm程度となります。

従って、椅子を買う時とかダイニングテーブルを買い替える時には要注意です。

ちなみに、テーブル天板の高さは前者が70cm前後、後者は75cm前後となります。

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