クージーの気ままな趣味津津

シナ合板で安く簡単に自作する!オーディオラックの製作

タイトル
KUJI NO KIMAMANA AUDIO LIFE

作っては壊し作っては壊しの繰り返し・・
一体いつになったら自分好みの音にたどり着くことやら(^_^;)

シナ合板で安く簡単に自作する!
オーディオラックの製作

♪リスニングポジションに座ったまま手元でオーディオ機器を操作したい♪
♪自作のオーディオ機器をスッキリ収納したい♪
♪テーブルとしても使いたい♪

そんなコンセプトで、市販品にはない使い勝手のよい、しかも安く簡単に出来るオーディオラックを製作してみました。

木材はシナ合板と子供が使わなくなった学習机の天板を再利用しています。

ラック

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オーディオラックの外観図と木材の調達

外観図(イメージ図)の作成

ラック_1
iPadで書いた外観図です。何度も書き直しするのでiPadは重宝しますね。一番下に重い真空管アンプを2台、2段目に真空管と半導体のプリアンプ、3段目はCDプレーヤーとイコライザーアンプ、天板にはレコードプレーヤーを置きます。各棚板は固定式にしてしっかりした構造にしました。

再利用した学習机の天板

ラック_2
子供が使っていた学習机の天板です。無垢材の寄木で重量があります。表面には多少キズ(勉強した証?)がありますが、レコードプレーヤーを置くとちょうど見えなくなるので、何もしないで使います。ただ、このままだとデカ過ぎるので奥行を少しカットしました。幅はちょうどいいサイズです。

シナ合板の調達

ラック_3
シナ合板は、北零WOODで調達しました。キズなど付かないように丁寧に梱包されて来るので安心です。1800mm×900mm・厚みは12mmです。結構重いし大きいのでネットでの購入がオススメです。
当然、スピーカーエンクロージャー用のシナ合板も 北零WOOD で調達しています。シナ合板は表面がキレイで軽くサンドペーパーしただけで塗装が出来るのでお勧めです。ちなみに、カットも頼めます。

底板と側板の加工と組立

各パーツの切り出し加工

ラック_4
丸ノコで各パーツをカットしたものです。底板1枚、棚板4枚、あと柱材とシンプルですので、2〜3時間もあればカット出来ちゃいます。
正確に切れば切るほど、後の作業が楽になるのは言うまでもありませんでの、慎重に進めます。

底板に足を付ける

ラック_5
ここから組立になります。
まずは、底板に足を付けます。底板を床にベタッと置くより浮かせた方が安定感があると思います。
木工用接着剤で張り合わせ、クランプで固定して一日置きます。実際には、クランプは2個しかないので3日かかりました。(^^;;

側板の組立

ラック_6
一番下の棚板の支え板と側板を張り合わせます。左右と中央で計6枚です。ここも木工用接着剤で張り合わせ、クランプで固定して一日置きます。底板に立てますので、底板に当たる面は揃っていなければなりません。必要に応じて、接着剤乾燥後にサンドペーパーで面を平にしておきます。

底板と側板のホゾ加工

ラック_7
出来るだけ強度を持たせるために、底板と側板はホゾ組みしました。使用したホゾはφ8mmで、ホゾ加工用のドリル刃を使います。
写真上が前の工程で貼り合わせた側板、下が底板になります。各2箇所、計12箇所の加工になります。

底板と側板のホゾ組み

ラック_8
底板のホゾ穴と側板に接着剤を塗って組み立てます。
直角が出るようにコーナークランプで固定して一日乾燥します。このコーナークランプは木工には何かと便利なので揃えておきたい工具です。
コーナークランプは4台あるので、この作業は2日で終了しました。

底板と側板の組立完了

ラック_9
底板と側板を組み立てた状態です。
少しづつ形が見えて来るとワクワクして来ます。でも、はやる気持ちを抑えて少しづつ楽しみながら進めることにしましょう。(^^)

棚板の加工と組立

棚板の組立

ラック_10
一番下の棚板を支え板に乗せ接着剤で固定します。写真は中央の側板と棚板をネジ止めしたところです。これで、強度的にも申し分ありません。
ネジ止めは、中央部のみで両脇の側板は接着のみです。両脇の側板もネジ止めすると、ネジの頭を隠す作業が増えるので止めました。(^^)

棚板の組立完了

ラック_11
棚板を上下の支え板で挟みながら、2枚目の棚板も同様に組立てて行きます。なかなか立派になって来ました。

キャスター取り付けと天板加工

キャスターの取り付け

ラック_12
ここまで来ると、結構重くなって来て一人では簡単に動かせなくなりました。ましてや、重量のある天板と合計数十キロもあるオーディオ機器を組み入れたらとんでもありません。
そこで、キャスターを取り付けることにしました。38mm径の小型のキャスターを6箇所付けています。

ホゾ組みして天板を取り付ける

ラック_13
いよいよ天板の取り付けです。強度を確保するために、ここもホゾ組みしています。写真は天板の裏にホゾを打ち込んだところです。
合計12箇所のホゾ組みと接着剤でガッチリ固定しました。

仕上げとオーディオ機器のセッティング

サンドペーパーと透明ニス塗装で仕上げ

ラック_14
天板に重しを載せてジックリ一日乾燥させ、シナ合板にサンドペーパーを軽くかけ、木目が映えるように透明ニス塗装で仕上げています。
合板の断面は通常シナ製品用木口テープで仕上げますが、積層された断面が割とキレイなので敢えてこのままにしました。

早速、機器をセットしてみました

ラック_15
所有のオーディオ機器がスッキリ収まりました。なかなか使い勝手のよいラックに仕上がったと思います。テーブルとして使えるスペースもあり機能的には十分です。
今回は子供の学習机の天板を再利用しましたが、なければシナ合板の天板でももちろんOKです。

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シナ合板は表面がキレイなので軽くサンドペーパーをかけるだけで仕上がりのよい塗装が出来ます。お手軽でおすすめです。

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